受動態|受動態の作り方と使い方をゼロから解説

英語で「〜される」「〜された」のように、動作を受ける側を中心に表す形を受動態といいます。

受動態の基本は、be動詞+過去分詞です。
この記事では、受動態の基本から時制・助動詞・特殊な形まで、全体像を分かりやすく解説します。

受動態の記事一覧

基礎から順番に学びたい方は、左上の記事から読み進めてください。

受動態とは?

受動態とは、動作を受ける人やものを主語にする文です。
能動態と比べると分かりやすくなります。

●能動態
Tom cleaned the room.
トムはその部屋を掃除しました。
●受動態
The room was cleaned by Tom.
その部屋はトムによって掃除されました。

能動態では動作をするTomが主語ですが、受動態では動作を受けるthe roomが主語になっています。

受動態の基本は「be動詞+過去分詞」

受動態は、《主語+be動詞+過去分詞》で作ります。

English is spoken in many countries.
英語は多くの国で話されています。
This room is cleaned every day.
この部屋は毎日掃除されます。


受動態では、動詞をそのまま使うのではなく過去分詞にします。
また、「誰によって〜されたのか」を表す場合はby+人を使います。

▼受動態の基本を詳しく学ぶ

能動態からの書き換え、byの使い方、否定文・疑問文などはこちらで詳しく解説しています。

受動態の基本

受動態の時制

受動態にも、現在・過去・未来などの時制があります。

時制日本語の目安
現在am / is / are+過去分詞〜される
過去was / were+過去分詞〜された
未来will be+過去分詞〜されるだろう・予定だ
This building was built in 1990.
この建物は1990年に建てられました。
The results will be announced tomorrow.
結果は明日発表される予定です。

さらに、
・is being used:使われているところだ
・has been used:使われてきた・使われた
・can be used:使うことができる
・must be used:使われなければならない
のように、進行形・完了形・助動詞とも組み合わせられます。

▼時制・助動詞を詳しく学ぶ

現在・過去・未来だけでなく、進行形・完了形・助動詞を使った受動態はこちらで解説しています。

受動態の時制と助動詞

特殊な受動態

受動態には、基本の形から少し発展した表現もあります。

たとえば、目的語を2つ取る第4文型では、次のような受動態を作れます。

My father gave me this watch.
父は私にこの時計をくれました。
I was given this watch by my father.
私は父からこの時計をもらいました。

ほかにも、
・第5文型の受動態
・look afterなど句動詞の受動態
・be made of / from
・be interested in
・get+過去分詞
などがあります。

▼特殊な受動態を詳しく学ぶ

第4・第5文型、句動詞、by以外の前置詞など、少し発展的な受動態はこちらでまとめています。

特殊な受動態

受動態はどんなときに使う?

受動態は、特に動作をした人より、動作を受けたものを伝えたいときに使います。

たとえば、誰がしたのか分からない場合です。

My bike was stolen.
私の自転車が盗まれました。

誰が盗んだのか分からないため、by以下は必要ありません。

また、誰がしたか分かっていても、行為者が重要でなければ省略されます。

「受動態=必ずbyを使う」ではないことも覚えておきましょう。

📚️まとめ

受動態は、動作を受ける人やものを主語にする表現です。

・基本は「be動詞+過去分詞」
・動作をした人は「by+人」で表せる
・現在・過去・未来などによって形が変わる
・進行形・完了形・助動詞とも組み合わせられる
・第4・第5文型や句動詞などの特殊な受動態もある

まずは**「be動詞+過去分詞」**を押さえれば、受動態の基本は理解できます。

より詳しい使い方は、「受動態の基本」→「受動態の時制と助動詞」→「特殊な受動態」の順番で学んでいきましょう。

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