英語で「〜される」「〜された」のように、動作を受ける側を中心に表す形を受動態といいます。
受動態の基本は、be動詞+過去分詞です。
この記事では、受動態の基本から時制・助動詞・特殊な形まで、全体像を分かりやすく解説します。
受動態とは?
受動態とは、動作を受ける人やものを主語にする文です。
能動態と比べると分かりやすくなります。
能動態では動作をするTomが主語ですが、受動態では動作を受けるthe roomが主語になっています。
受動態の基本は「be動詞+過去分詞」
受動態は、《主語+be動詞+過去分詞》で作ります。
受動態では、動詞をそのまま使うのではなく過去分詞にします。
また、「誰によって〜されたのか」を表す場合はby+人を使います。
▼受動態の基本を詳しく学ぶ
能動態からの書き換え、byの使い方、否定文・疑問文などはこちらで詳しく解説しています。
受動態の時制
受動態にも、現在・過去・未来などの時制があります。
| 時制 | 形 | 日本語の目安 |
| 現在 | am / is / are+過去分詞 | 〜される |
| 過去 | was / were+過去分詞 | 〜された |
| 未来 | will be+過去分詞 | 〜されるだろう・予定だ |
さらに、
・is being used:使われているところだ
・has been used:使われてきた・使われた
・can be used:使うことができる
・must be used:使われなければならない
のように、進行形・完了形・助動詞とも組み合わせられます。
▼時制・助動詞を詳しく学ぶ
現在・過去・未来だけでなく、進行形・完了形・助動詞を使った受動態はこちらで解説しています。
特殊な受動態
受動態には、基本の形から少し発展した表現もあります。
たとえば、目的語を2つ取る第4文型では、次のような受動態を作れます。
ほかにも、
・第5文型の受動態
・look afterなど句動詞の受動態
・be made of / from
・be interested in
・get+過去分詞
などがあります。
▼特殊な受動態を詳しく学ぶ
第4・第5文型、句動詞、by以外の前置詞など、少し発展的な受動態はこちらでまとめています。
受動態はどんなときに使う?
受動態は、特に動作をした人より、動作を受けたものを伝えたいときに使います。
たとえば、誰がしたのか分からない場合です。
誰が盗んだのか分からないため、by以下は必要ありません。
また、誰がしたか分かっていても、行為者が重要でなければ省略されます。
「受動態=必ずbyを使う」ではないことも覚えておきましょう。
📚️まとめ
受動態は、動作を受ける人やものを主語にする表現です。
・基本は「be動詞+過去分詞」
・動作をした人は「by+人」で表せる
・現在・過去・未来などによって形が変わる
・進行形・完了形・助動詞とも組み合わせられる
・第4・第5文型や句動詞などの特殊な受動態もある
まずは**「be動詞+過去分詞」**を押さえれば、受動態の基本は理解できます。
より詳しい使い方は、「受動態の基本」→「受動態の時制と助動詞」→「特殊な受動態」の順番で学んでいきましょう。


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