一般動詞の否定文とは?
否定文とは、「~しません」「~ではありません」のように、内容を否定する文です。
一般動詞の現在形では、動詞の前にdo notまたはdoes notを置いて否定文を作ります。
基本の形は次のとおりです。
《主語 + do not / does not + 動詞の原形》
たとえば、肯定文が
I play tennis.
私はテニスをします。
なら、否定文は
I do not play tennis.
私はテニスをしません。
となります。
do notとdoes notの使い分け
主語が三単現なら does を使います。
I do not like coffee.
私はコーヒーが好きではありません。
She does not like coffee.
彼女はコーヒーが好きではありません。
don’t・doesn’tの短縮形
会話や通常の文章では、do not・does notを短縮することがよくあります。
| 元の形 | 短縮形 |
| do not | don’t |
| does not | doesn’t |
I don’t watch TV every day.
私は毎日テレビを見るわけではありません。
My brother doesn’t drive.
私の兄は車を運転しません。
does notの後ろでは動詞を原形にする
三単現の肯定文では、一般動詞にs・esなどを付けます。
She plays tennis.
彼女はテニスをします。
ところが、否定文では、
She does not play tennis.
彼女はテニスをしません。
となります。
playsではなくplayになっていることに注目してください。
doesが三単現を表しているため、その後ろの一般動詞は原形に戻します。
《does / doesn’t + 動詞の原形》
をセットで覚えておきましょう。
neverを使った否定表現
「決して~しない」「一度も~しない」と表したい場合は、neverを使うこともできます。
I never drink coffee.
私はコーヒーをまったく飲みません。
He never eats breakfast.
彼は決して朝食を食べません。
never自体に否定の意味があるため、
× I don’t never drink coffee.
のようにnotと重ねるのは、標準的な英文法では避けます。
一般動詞の疑問文とは?
「あなたはテニスをしますか?」のように、相手へ質問するときは疑問文を使います。
一般動詞の現在形では、DoまたはDoesを文の先頭に置きます。
基本の形は、
《Do / Does + 主語 + 動詞の原形 ~ ?》
です。
Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。
Does she like music?
彼女は音楽が好きですか。
DoとDoesの使い分け
疑問文でも、do・doesの使い分けは否定文と同じです。
主語が三単現なら does を使います。
Do you play soccer?
あなたはサッカーをしますか。
Does she play soccer?
彼女はサッカーをしますか。
Doesを使ったら動詞は原形
疑問文でも、Doesの後ろでは一般動詞を原形に戻します。
She likes dogs.
彼女は犬が好きです。
Does she like dogs?
彼女は犬が好きですか。
likesではなくlikeになります。
疑問文への答え方
一般動詞の疑問文にYes・Noで答えるときは、質問で使われたDo・Doesを使って答えます。
まずは、この形を覚えましょう。
| 質問 | Yesの答え | Noの答え |
| Do ~ ? | Yes, 主語 + do. | No, 主語 + don’t. |
| Does ~ ? | Yes, 主語 + does. | No, 主語 + doesn’t. |
Doで聞かれた場合
Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。
Yes, I do. / No, I don’t.
はい、します。/ いいえ、しません。
Doesで聞かれた場合
Does she play tennis?
彼女はテニスをしますか。
Yes, she does. / No, she doesn’t.
はい、します。/ いいえ、しません。
主語によって答え方が変わる
| 疑問文 | Yes | No |
| Do you ~ ? | Yes, I do. | No, I don’t. |
| Do they ~ ? | Yes, they do. | No, they don’t. |
| Does he ~ ? | Yes, he does. | No, he doesn’t. |
| Does she ~ ? | Yes, she does. | No, she doesn’t. |
| Does Tom ~ ? | Yes, he does. | No, he doesn’t. |
特に注意したいのがyouです。
Do you play soccer?
あなたはサッカーをしますか。
と聞かれた人は、自分のことを答えるので、
Yes, I do.
となります。
**Yes, you do.**
とは答えません。
疑問文への答え方は、次の2点だけ確認すると整理しやすくなります。
① Doで聞かれた? Doesで聞かれた?
→ do / doesを決める
② 誰について聞かれている?
→ I・he・she・theyなどの主語を決める
人名は代名詞に置き換えて答えられる
人名や人物について質問された場合は、答えるときにhe・sheなどへ置き換えることができます。
Does your sister study English?
あなたのお姉さん(妹)は英語を勉強しますか。
Yes, she does.
はい、勉強します。
疑問詞を使った疑問文
Do・Doesの疑問文に、疑問詞を加えて、具体的な情報を聞く事ができます。
よく使う疑問詞は次のとおりです。
| 疑問詞 | 意味 | 聞きたいこと |
| what | 何 | 物・内容 |
| where | どこ | 場所 |
| when | いつ | 時 |
| who | 誰 | 人 |
| why | なぜ | 理由 |
| how | どのように | 方法・状態 |
基本は「疑問詞+Do / Does」
一般動詞の疑問詞疑問文は、基本的に次の語順になります。
《疑問詞 + do / does + 主語 + 動詞の原形 ~ ?》
難しく見えますが、普通の疑問文の前に疑問詞を付けると考えると簡単です。
たとえば、
Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。
この文で「何をするの?」と聞きたい場合、tennisの部分をwhatに変えます。
What do you play?
あなたは何をしますか。
つまり、Do you ~ ?の前に疑問詞を置くイメージです。
まず普通の疑問文を作り、その前にwhat・where・when・why・howなどを置くと考えると分かりやすくなります。
What「何」
whatは、物や内容を尋ねるときに使います。
What do you study?
あなたは何を勉強しますか。
I study English.
私は英語を勉強します。
What does she eat for breakfast?
彼女は朝食に何を食べますか。
She eats bread.
彼女はパンを食べます。
質問がDoesで始まっていても、doesの後ろの動詞は原形です。
Where「どこ」
whereは、場所を尋ねるときに使います。
Where do you live?
あなたはどこに住んでいますか。
I live in Tokyo.
私は東京に住んでいます。
Where does Tom work?
トムはどこで働いていますか。
He works at a hotel.
彼はホテルで働いています。
When「いつ」
whenは、時間や時期を尋ねるときに使います。
When do you study English?
あなたはいつ英語を勉強しますか。
I study English after dinner.
私は夕食後に英語を勉強します。
When does she get up?
彼女はいつ起きますか。
She gets up at seven.
彼女は7時に起きます。
Why「なぜ」
whyは、理由を尋ねるときに使います。
Why do you study English?
あなたはなぜ英語を勉強するのですか。
Because I like English.
英語が好きだからです。
Why does he walk to school?
彼はなぜ歩いて学校へ行くのですか。
Because he lives near the school.
学校の近くに住んでいるからです。
whyで聞かれた質問には、**because(~だから)**を使って答えることがよくあります。
How「どのように」
howは、方法や手段を尋ねるときに使います。
How do you go to school?
あなたはどうやって学校へ行きますか。
I go to school by bus.
私はバスで学校へ行きます。
How does she study English?
彼女はどのように英語を勉強しますか。
She studies English with an app.
彼女はアプリを使って英語を勉強します。
疑問詞疑問文ではYes・Noで答えない
疑問詞を見たら、何について聞かれているのかを確認しましょう。
・What → 何?
・Where → どこ?
・When → いつ?
・Why → なぜ?
・How → どうやって?
聞かれた部分を具体的に答えればOKです。
Whoだけは少し注意
少し注意したいのが、whoそのものが主語になる疑問文です。
まずは、普通の疑問詞と同じパターンです。
Who does Tom like?
トムは誰が好きですか。
この文では、Tomが誰を好きなのかを聞いています。
主語はTomなので、
《Who + does + Tom + like ~ ?》
という普通の疑問詞疑問文の形です。
一方、
Who likes Tom?
誰がトムを好きですか。
では、Whoそのものが「誰が」という主語になっています。
この場合、基本的にDo・Doesを使いません。
比較すると分かりやすくなります。
| 文 | 主語 | 意味 |
| Who does Tom like? | Tom | トムは誰が好き? |
| Who likes Tom? | Who | 誰がトムを好き? |
ここは少し発展的なので、とりあえずは
Whoが「誰が」という主語になる場合は、Do・Doesを使わない
と押さえておけば十分です。
doは「する」という一般動詞にもなる
doは疑問文や否定文を作るためだけの単語ではありません。
「する」という意味を持つ一般動詞として使われることもあります。
I do my homework every day.
私は毎日宿題をします。
このdoを疑問文にすると、
Do you do your homework every day?
あなたは毎日宿題をしますか。
となります。
最初のDoは疑問文を作るためのdoで、後ろのdoは「する」という意味の一般動詞です。
見た目は少し不思議ですが、役割が違います。
否定文と疑問文を整理しよう
肯定文・否定文・疑問文を並べて比較すると、仕組みが分かりやすくなります。
・主語がIの場合
I play tennis.
私はテニスをします。
I don’t play tennis.
私はテニスをしません。
Do you play tennis?
あなたはテニスをしますか。
・主語がSheの場合
She plays tennis.
彼女はテニスをします。
She doesn’t play tennis.
彼女はテニスをしません。
Does she play tennis?
彼女はテニスをしますか。
ここで特に重要なのは、肯定文だけplaysになっている点です。
does・doesn’tを使ったら、動詞はplayへ戻ります。
Q1. 次の文を否定文にしてください。
① I like coffee.
② She plays tennis.
③ Tom studies English every day.
回答を見る
① I don’t like coffee.
私はコーヒーが好きではありません。
※Iなのでdon’tを使います。
② She doesn’t play tennis.
彼女はテニスをしません。
※Sheは三人称単数なのでdoesn’tを使い、playsはplayに戻します。
③ Tom doesn’t study English every day.
トムは毎日英語を勉強するわけではありません。
※doesn’tの後ろなのでstudiesではなくstudyです。
Q2. 次の文を疑問文にしてください。
④ You watch TV every night.
⑤ He likes dogs.
⑥ They live in Osaka.
回答を見る
④ Do you watch TV every night?
あなたは毎晩テレビを見ますか。
⑤ Does he like dogs?
彼は犬が好きですか。
※Doesの後ろなのでlikesではなくlikeです。
⑥ Do they live in Osaka?
彼らは大阪に住んでいますか。
Q3. 次の質問に英語で答えてください。
⑦ Do you like music?
「はい、好きです。」
⑧ Does she play tennis?
「いいえ、しません。」
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⑦ Yes, I do.
⑧ No, she doesn’t.
Q4. 次の英文の間違いを直してください。
⑨ Does Tom studies English?
⑩ She don’t like coffee.
回答を見る
⑨ Does Tom study English?
⑩ She doesn’t like coffee.
📚️まとめ
一般動詞の現在形では、否定文や疑問文を作るときにdo・doesを使います。
特に重要なのは、
・I・you・we・theyではdoを使う
・三人称単数ではdoesを使う
・否定文はdo not / does notを使う
・don’t・doesn’tと短縮できる
・疑問文はDo / Doesを文頭に置く
・do・doesの後ろでは一般動詞を原形にする
・Doで聞かれたらdo、Doesで聞かれたらdoesで答える
・疑問詞を使う場合は「疑問詞+do / does+主語+動詞」が基本
という点です。
三単現では「動詞にsを付ける」と覚えますが、does・doesn’tが登場したらsは外れると考えると整理しやすくなります。
現在形の肯定文・否定文・疑問文をセットで作れるようになれば、一般動詞の現在形はかなり使いこなせるようになります。
次は「一般動詞の過去形」で、規則動詞・不規則動詞とdidを使った文の作り方を学びましょう。


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