不定詞の重要表現|疑問詞+to・too…to・enough toなどをわかりやすく解説

不定詞には、疑問詞+to・too … to・enough toなど、まとまりで覚えておきたい重要表現があります。

一つひとつの形と意味を覚えておくと、長い英文でも意味をつかみやすくなります。

この記事では、不定詞を使った代表的な重要表現を、例文と一緒にわかりやすく解説します。

不定詞の重要表現とは?

「to+動詞の原形」を使った表現には、一定の形でよく使われるものがあります。

まずは代表的な表現を確認しましょう。

表現日本語訳
疑問詞+to ~何を・どのように・いつ〜すべきか
too … to ~あまりに…なので~できない
… enough to ~~するのに十分…
in order to ~~するために
so as to ~~するために
not to ~~しないこと・~しないように

すべてを一度に暗記するのではなく、それぞれの基本形と日本語訳をセットで覚えるのがおすすめです。

疑問詞+to不定詞

疑問詞の後ろにto不定詞を置く表現です。
基本の形は、《疑問詞+to+動詞の原形》となります。

表現日本語訳
what to ~何を~すべきか
how to ~どのように~すべきか・~する方法
when to ~いつ~すべきか
where to ~どこで・どこへ~すべきか
which to ~どちらを~すべきか
I don’t know what to do.
私は何をすべきかわかりません。
She knows how to use this computer.
彼女はこのコンピューターの使い方を知っています。
We haven’t decided where to go.
私たちはどこへ行くかまだ決めていません。

how to ~ は「~する方法」と訳せる

特によく使われるのがhow to+動詞の原形です。

how to use ~
→ ~の使い方

how to make ~
→ ~の作り方

how to get to ~
→ ~への行き方

Can you tell me how to get to the station?
駅への行き方を教えてくれますか?
⚠️ 注意

**why to ~**は、ほかの疑問詞+to不定詞と同じようには通常使いません。
「なぜ〜するのか」を表したい場合は、基本的にwhy+主語+動詞などを使います。

too … to ~「あまりに…なので~できない」

**too … to ~**は、「あまりに…なので~できない」という意味を表します。

《too+形容詞・副詞+to+動詞の原形》

I am too tired to study.
私はあまりに疲れていて勉強できません。
This box is too heavy to carry.
この箱は重すぎて運べません。

tooには「~すぎる」という意味があります。

そのため、too tired to studyは直訳すると、
「勉強するには疲れすぎている」となります。

これを自然な日本語にすると
「あまりに疲れていて勉強できない」となります。

💡 ポイント

too … to ~には、基本的に**「できない」という否定的な意味**が含まれています。

そのため、通常はnotを付ける必要はありません。
× I am too tired not to study.

「疲れすぎて勉強できない」と言いたい場合は、
○ I am too tired to study.
とします。

… enough to ~「~するのに十分…」

**enough to ~**は、「~するのに十分…」という意味を表します。

《形容詞・副詞+enough+to+動詞の原形》

He is old enough to drive.
彼は車を運転できる十分な年齢です。
She was kind enough to help me.
彼女は親切にも私を助けてくれました。

⚠️enoughの位置に注意

enoughの位置に注意形容詞と一緒に使う場合、enoughは形容詞の後ろに置きます。

too … to ~との違い

この2つはセットで覚えると分かりやすくなります。

表現意味
too … to ~あまりに…なので~できない
… enough to ~~するのに十分…
He is too young to drive.
彼は若すぎて車を運転できません。
He is old enough to drive.
彼は車を運転できる十分な年齢です。

in order to ~「~するために」

**in order to ~**は、目的を表して、「~するために」という意味になります。

《in order to+動詞の原形》

I got up early in order to catch the train.
私は電車に間に合うために早起きしました。
She studies hard in order to pass the exam.
彼女は試験に合格するために一生懸命勉強しています。

通常のto不定詞でも目的を表せます。

I got up early to catch the train.

この文でも「電車に間に合うために」という意味になります。

in order toを使うと、目的であることをより明確にできます。

so as to ~「~するために」

**so as to ~**も目的を表し、「~するために」という意味になります。

《so as to+動詞の原形》

He spoke slowly so as to be understood.
彼は理解してもらえるようにゆっくり話しました。
She left early so as to avoid traffic.
彼女は渋滞を避けるために早く出発しました。

to・in order to・so as toの違い

3つとも目的を表すことができます。

表現意味・特徴
to ~~するために/最も基本的
in order to ~~するために/目的を明確にする
so as to ~~するために/やや硬い表現

初心者のうちは、まず通常の**to ~**を使えるようにすることが大切です。

in order toとso as toは、英文を読んだときに意味が分かるようにしておきましょう。

不定詞の否定「not to ~」

不定詞を否定するときは、toの前にnotを置きます。

not+to+動詞の原形
→「~しないこと」「~しないように」

I decided not to go there.
私はそこへ行かないことに決めました。
She promised not to be late.
彼女は遅刻しないと約束しました。

in order not to・so as not to「~しないために」

目的を表すin order to・so as toを否定する場合も、notはtoの前に置きます。

《in order not to+動詞の原形》
《so as not to+動詞の原形》
→「~しないために・~しないように」

I left early in order not to be late.
私は遅刻しないように早く出発しました。
He spoke quietly so as not to wake the baby.
彼は赤ちゃんを起こさないように静かに話しました。
✏️ 練習問題

問題1|空欄に適切な語を入れましょう。

I don’t know(   )to do.
私は何をすべきかわかりません。

回答を見る

what

what to doで「何をすべきか」という意味になります。

問題2|次の英文を日本語に訳しましょう。

I am too tired to walk.

回答を見る

私はあまりに疲れていて歩けません。

too … to ~は「あまりに…なので~できない」という意味です。

問題3|次の英文の間違いを直しましょう。

He is enough old to drive.

回答を見る

He is old enough to drive.

形容詞と一緒に使うenoughは、形容詞の後ろに置きます。

問題4|空欄に適切な語を入れましょう。

She studies hard in order(   )pass the exam.

回答を見る

to

in order to+動詞の原形で「~するために」という意味になります。

問題5|「私はそこへ行かないことに決めました。」という意味になるように空欄を埋めましょう。

I decided(   )(   )go there.

回答を見る

not to

不定詞を否定するときは、toの前にnotを置いて「not to+動詞の原形」とします。

📚️まとめ

不定詞には、まとまりで覚えておきたい重要表現があります。

・疑問詞+to ~:「何を・どのように~すべきか」
・too … to ~:「あまりに…なので~できない」
・… enough to ~:「~するのに十分…」
・in order to ~:「~するために」
・so as to ~:「~するために」
・not to ~:「~しないこと・~しないように」
・in order not to / so as not to ~:「~しないために」

特に疑問詞+to・too … to・enough toはよく使われるので、形と意味をセットで覚えておきましょう。

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