不定詞には、疑問詞+to・too … to・enough toなど、まとまりで覚えておきたい重要表現があります。
一つひとつの形と意味を覚えておくと、長い英文でも意味をつかみやすくなります。
この記事では、不定詞を使った代表的な重要表現を、例文と一緒にわかりやすく解説します。
不定詞の重要表現とは?
「to+動詞の原形」を使った表現には、一定の形でよく使われるものがあります。
まずは代表的な表現を確認しましょう。
| 表現 | 日本語訳 |
| 疑問詞+to ~ | 何を・どのように・いつ〜すべきか |
| too … to ~ | あまりに…なので~できない |
| … enough to ~ | ~するのに十分… |
| in order to ~ | ~するために |
| so as to ~ | ~するために |
| not to ~ | ~しないこと・~しないように |
すべてを一度に暗記するのではなく、それぞれの基本形と日本語訳をセットで覚えるのがおすすめです。
疑問詞+to不定詞
疑問詞の後ろにto不定詞を置く表現です。
基本の形は、《疑問詞+to+動詞の原形》となります。
| 表現 | 日本語訳 |
| what to ~ | 何を~すべきか |
| how to ~ | どのように~すべきか・~する方法 |
| when to ~ | いつ~すべきか |
| where to ~ | どこで・どこへ~すべきか |
| which to ~ | どちらを~すべきか |
how to ~ は「~する方法」と訳せる
特によく使われるのがhow to+動詞の原形です。
how to use ~
→ ~の使い方
how to make ~
→ ~の作り方
how to get to ~
→ ~への行き方
**why to ~**は、ほかの疑問詞+to不定詞と同じようには通常使いません。
「なぜ〜するのか」を表したい場合は、基本的にwhy+主語+動詞などを使います。
too … to ~「あまりに…なので~できない」
**too … to ~**は、「あまりに…なので~できない」という意味を表します。
《too+形容詞・副詞+to+動詞の原形》
tooには「~すぎる」という意味があります。
そのため、too tired to studyは直訳すると、
「勉強するには疲れすぎている」となります。
これを自然な日本語にすると
「あまりに疲れていて勉強できない」となります。
too … to ~には、基本的に**「できない」という否定的な意味**が含まれています。
そのため、通常はnotを付ける必要はありません。
× I am too tired not to study.
「疲れすぎて勉強できない」と言いたい場合は、
○ I am too tired to study.
とします。
… enough to ~「~するのに十分…」
**enough to ~**は、「~するのに十分…」という意味を表します。
《形容詞・副詞+enough+to+動詞の原形》
⚠️enoughの位置に注意
enoughの位置に注意形容詞と一緒に使う場合、enoughは形容詞の後ろに置きます。
too … to ~との違い
この2つはセットで覚えると分かりやすくなります。
| 表現 | 意味 |
| too … to ~ | あまりに…なので~できない |
| … enough to ~ | ~するのに十分… |
in order to ~「~するために」
**in order to ~**は、目的を表して、「~するために」という意味になります。
《in order to+動詞の原形》
通常のto不定詞でも目的を表せます。
I got up early to catch the train.
この文でも「電車に間に合うために」という意味になります。
in order toを使うと、目的であることをより明確にできます。
so as to ~「~するために」
**so as to ~**も目的を表し、「~するために」という意味になります。
《so as to+動詞の原形》
to・in order to・so as toの違い
3つとも目的を表すことができます。
| 表現 | 意味・特徴 |
| to ~ | ~するために/最も基本的 |
| in order to ~ | ~するために/目的を明確にする |
| so as to ~ | ~するために/やや硬い表現 |
初心者のうちは、まず通常の**to ~**を使えるようにすることが大切です。
in order toとso as toは、英文を読んだときに意味が分かるようにしておきましょう。
不定詞の否定「not to ~」
不定詞を否定するときは、toの前にnotを置きます。
not+to+動詞の原形
→「~しないこと」「~しないように」
in order not to・so as not to「~しないために」
目的を表すin order to・so as toを否定する場合も、notはtoの前に置きます。
《in order not to+動詞の原形》
《so as not to+動詞の原形》
→「~しないために・~しないように」
問題1|空欄に適切な語を入れましょう。
I don’t know( )to do.
私は何をすべきかわかりません。
回答を見る
what
what to doで「何をすべきか」という意味になります。
問題2|次の英文を日本語に訳しましょう。
I am too tired to walk.
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私はあまりに疲れていて歩けません。
too … to ~は「あまりに…なので~できない」という意味です。
問題3|次の英文の間違いを直しましょう。
He is enough old to drive.
回答を見る
He is old enough to drive.
形容詞と一緒に使うenoughは、形容詞の後ろに置きます。
問題4|空欄に適切な語を入れましょう。
She studies hard in order( )pass the exam.
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to
in order to+動詞の原形で「~するために」という意味になります。
問題5|「私はそこへ行かないことに決めました。」という意味になるように空欄を埋めましょう。
I decided( )( )go there.
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not to
不定詞を否定するときは、toの前にnotを置いて「not to+動詞の原形」とします。
📚️まとめ
不定詞には、まとまりで覚えておきたい重要表現があります。
・疑問詞+to ~:「何を・どのように~すべきか」
・too … to ~:「あまりに…なので~できない」
・… enough to ~:「~するのに十分…」
・in order to ~:「~するために」
・so as to ~:「~するために」
・not to ~:「~しないこと・~しないように」
・in order not to / so as not to ~:「~しないために」
特に疑問詞+to・too … to・enough toはよく使われるので、形と意味をセットで覚えておきましょう。


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