品詞とは|英語の9品詞の役割と使い方をゼロからわかりやすく解説

英語を勉強していると、「名詞」「動詞」「形容詞」などの言葉をよく目にします。
これらはすべて品詞と呼ばれ、単語が文の中でどのような役割を持つのかを表しています。

まずは9品詞の全体像を確認し、気になる品詞から詳しい解説を読んでみましょう。

品詞一覧

各品詞の詳しい解説は、ボタンをクリックしてご覧ください。

品詞とは?

品詞とは、単語を文の中での役割によって分類したものです。

例えば、「book」は本という物を表すので名詞、「study」は勉強するという動作を表すので動詞になります。

英語では、単語の意味だけでなく「どの品詞なのか」を理解することが重要です。

I study English every day.

私は毎日英語を勉強します。

この文では、
・I … 代名詞
・study … 動詞
・English … 名詞
・every … 形容詞
・day … 名詞
というように、それぞれ異なる役割があります。

💡 ポイント

品詞は「単語の意味」ではなく、文の中でどんな働きをしているかで判断します。
例えば、同じ単語でも使い方によって品詞が変わることがあります。

・I study English.
(study=動詞)
・English is an interesting study.
(study=名詞)


英語の9品詞一覧

品詞主な役割例
名詞人・物・場所・ことを表すbook
代名詞名詞の代わりになるI
動詞動作・状態を表すstudy
形容詞名詞を詳しく説明するbeautiful
副詞動詞・形容詞などを修飾するquickly
前置詞単語同士の関係を表すin
接続詞語や文をつなぐand
冠詞名詞を限定するa, the
間投詞感情や呼びかけを表すOh!

それでは、それぞれの品詞を見ていきましょう。


名詞(Noun)

名詞は、人・物・場所・こと・考え方などの名前を表す品詞です。
英文では、主語・目的語・補語など、さまざまな役割を担います。

This is a book.

これは本です。

Tom plays soccer.

トムはサッカーをします。

bookやTomは名詞です。

💡 ポイント

英文では、名詞が主語になることが非常に多くあります。 まずは「誰が・何が」に当たる単語を探す習慣をつけましょう。

▶名詞をもっと詳しく学ぶ

可算名詞・不可算名詞、複数形、所有格などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「名詞」の記事へ


代名詞(Pronoun)

代名詞は、名詞の代わりに使う言葉です。
同じ名詞を何度も繰り返さないために使われます。

Tom is my friend.
He is kind.

トムは私の友達です。彼は親切です。

2文目では、Tomの代わりにHeが使われています。

💡 ポイント

英語では、一度登場した名詞は代名詞に置き換えることが多くあります。
そのため、人称代名詞は最初に覚えたい文法の一つです。

▶代名詞をもっと詳しく学ぶ

人称代名詞・所有代名詞・再帰代名詞などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「代名詞」の記事へ


動詞(Verb)

動詞は、動作や状態を表す品詞です。
英文には、基本的に動詞が1つ必要です。

I play tennis.

私はテニスをします。

She is happy.

彼女は幸せです。

playが動詞です。
is(be動詞)も動詞です。

💡 ポイント

英語には、
・be動詞
・一般動詞
の2種類があります。

英文を読むときは、まず動詞を見つけることを意識すると、文の構造が理解しやすくなります。

▶ 動詞をもっと詳しく学ぶ

be動詞・一般動詞・自動詞・他動詞などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「動詞」の記事へ


形容詞(Adjective)

形容詞は、名詞の特徴や状態を詳しく説明する品詞です。
「どんな人なのか」「どんな物なのか」を表し、名詞をより具体的にします。

This is a beautiful flower.

これは美しい花です。

I have a new bag.

私は新しいバッグを持っています。

beautifulがflowerを説明しています。
newがbagを修飾しています。

💡 ポイント

形容詞は主に次の2つの使い方があります。

名詞の前に置く
・a beautiful flower
・a new car

be動詞の後に置く
・The flower is beautiful.
・She is kind.

▶ 形容詞をもっと詳しく学ぶ

限定用法・叙述用法・形容詞の語順などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「形容詞」の記事へ


副詞(Adverb)

副詞は、動詞・形容詞・他の副詞・文全体を詳しく説明する品詞です。
「どのように」「いつ」「どこで」「どのくらい」などの情報を加えます。

She runs fast.

彼女は速く走ります。

He is very kind.

彼はとても親切です。

fastが動詞runsを修飾しています。
veryが形容詞kindを修飾しています。

💡 ポイント

副詞は修飾する相手によって役割が変わります。

・動詞を修飾
・形容詞を修飾
・副詞を修飾
・文全体を修飾

英文では、置く位置にもルールがあります。

▶ 副詞をもっと詳しく学ぶ

副詞の位置や頻度副詞、文を修飾する副詞などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→「副詞」の記事へ


前置詞(Preposition)

前置詞は、名詞や代名詞との関係を表す品詞です。
時間・場所・方向などを表すときによく使われます。

The book is on the desk.

本は机の上にあります。

I study English at school.

私は学校で英語を勉強します。

onが場所を表しています。
atが場所を表しています。

💡 ポイント

前置詞の後ろには、名詞または代名詞が続きます。

例
in the room
on the table
at home
with him

▶前置詞をもっと詳しく学ぶ

at・in・onの違いや、時間・場所を表す前置詞などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「前置詞」の記事へ


接続詞(Conjunction)

接続詞は、単語・句・文をつなぐ品詞です。
文章を自然につなげる役割があります。

I like coffee and tea.

私はコーヒーと紅茶が好きです。

I was tired, so I went to bed.

私は疲れていたので寝ました。

andが2つの名詞をつないでいます。
soが2つの文をつないでいます。

💡 ポイント

代表的な接続詞

and(そして)
but(しかし)
or(または)
so(だから)
because(なぜなら)

▶ 接続詞をもっと詳しく学ぶ

等位接続詞・従属接続詞・相関接続詞などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「接続詞」の記事へ


冠詞(Article)

冠詞は、名詞がどのようなものかを示す品詞です。
代表的な冠詞はa・an・theです。

I have a pen.

私は1本のペンを持っています。

The pen is mine.

そのペンは私のものです。

💡 ポイント

・a・an:初めて話題に出るもの
・the:相手が分かっているもの

冠詞は英語特有の考え方なので、日本語にはない感覚です。

▶冠詞をもっと詳しく学ぶ

a・an・theの使い分けや無冠詞については、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「冠詞」の記事へ


間投詞(Interjection)

間投詞は、驚き・喜び・悲しみ・呼びかけなどの感情を表す品詞です。
会話でよく使われますが、文法上は他の品詞とは少し性質が異なります。

Oh! That’s great!

わあ!それはすごい!

Wow!

わあ!

Oops!

おっと!

代表的な間投詞
・Oh!
・Wow!
・Oops!
・Hey!
・Well…

日常会話や映画・ドラマでもよく登場します。

▶間投詞をもっと詳しく学ぶ

感情表現や会話でよく使う間投詞は、こちらの記事で詳しく解説しています。

→ 「間投詞」の記事へ


品詞を見分けるコツ

英単語の意味だけで品詞を判断するのは難しいことがあります。しかし、文中での役割を意識すると、品詞は見分けやすくなります。

① 文中の役割を見る

品詞は「どんな意味か」ではなく、「どんな働きをしているか」で判断します。

 She studies English every day.
 彼女は毎日英語を勉強します。

・She … 代名詞
・studies … 動詞
・English … 名詞
・every … 形容詞
・day … 名詞

単語がどの役割を担っているかを考えることが大切です。

② 単語の位置を見る

品詞は、置かれる位置にも特徴があります。

品詞 よくある位置
名詞主語・目的語・前置詞の後
動詞主語の後
形容詞名詞の前・be動詞の後
副詞動詞・形容詞・文の前後

位置を覚えるだけでも、英文を読むスピードが上がります。

③ 語尾から推測する

英単語は語尾から品詞を推測できる場合があります。

語尾 品詞 例
-tion名詞information
-ment名詞development
-ness名詞kindness
-ful形容詞beautiful
-ous形容詞famous
-able形容詞comfortable
-ly副詞が多いquickly
💡 ポイント

語尾だけで必ず判断できるわけではありませんが、知らない単語でも意味を予想しやすくなります。


まとめ

この記事では、英語の9品詞について、それぞれの役割を紹介しました。

・名詞:人・物・ことを表す
・代名詞:名詞の代わりになる
・動詞:動作・状態を表す
・形容詞:名詞を修飾する
・副詞:動詞・形容詞などを修飾する
・前置詞:単語同士の関係を表す
・接続詞:語や文をつなぐ
・冠詞:名詞を限定する
・間投詞:感情や呼びかけを表す

9品詞は、英文法を学ぶうえで最も基本となる知識です。

まずは、それぞれの役割を大まかに理解し、その後は各品詞の記事で詳しく学習していきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました