動名詞とは?基本と4つの使い方を例文付きでわかりやすく解説

動名詞とは、動詞のing形を「〜すること」という名詞のように使う表現です。

たとえば、play(する)を playing にすると、「すること」という意味で使えるようになります。

この記事では、動名詞の基本から「主語・目的語・補語・前置詞の目的語」という4つの使い方まで、例文を使ってわかりやすく解説します。

動名詞とは?

動名詞は、**「動詞の原形+ing」**の形で、動作や行為を「〜すること」として表します。

動詞の原形 + ing
=「〜すること」

play → playing
する → すること
read → reading
読む → 読むこと
study → studying
勉強する → 勉強すること

動詞をing形にすることで、文の中で名詞と同じような働きができるようになります。

動名詞の作り方

動名詞は、基本的に動詞の原形に -ing を付けて作ります。

動詞動名詞
playplaying
readreading
studystudying
speakspeaking

ただし、動詞によってはスペルが変化します。

作り方動詞動名詞
基本playplaying
語尾のeを取るmakemaking
最後の子音字を重ねるrunrunning
ieをyに変えるlielying

動名詞だけでなく現在分詞も同じ -ing形を使うため、この作り方はほかの英文法でも重要になります。

動名詞の4つの使い方

動名詞は、文の中で主に次の4つの使い方をします。

使い方日本語のイメージ
① 主語〜することは
② 目的語〜することを
③ 補語〜することです
④ 前置詞の目的語〜することに・〜することで・〜することを

それぞれ詳しく見ていきましょう。

① 主語になる動名詞「〜することは」

動名詞は、文の主語として使うことができます。
「〜することは……です」のような意味になります。

Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しいです。
Reading books is important.
本を読むことは大切です。

Playing soccer や Reading books 全体が「〜すること」というまとまりになり、文の主語として働いています。

② 目的語になる動名詞「〜することを」

動名詞は、動詞の後ろに置いて目的語として使うこともできます。
日本語では「〜することを」「〜するのを」などと訳します。

I enjoy playing tennis.
私はテニスをすることを楽しんでいます。
She finished doing her homework.
彼女は宿題をすることを終えました。

このように、動詞の後ろに動名詞を置くことがあります。

特に enjoy・finish・stop などは、後ろに動名詞を取る代表的な動詞です。

③ 補語になる動名詞「〜することです」

動名詞は、主語が「何なのか」を説明する補語として使うこともできます。
「〜は、〜することです」という形です。

My hobby is reading books.
私の趣味は本を読むことです。
Her favorite activity is cooking.
彼女の好きな活動は料理をすることです。

たとえば、

My hobby = reading books

という関係が成り立っています。
このように、主語の内容を説明しているものが補語です。

④ 前置詞の目的語になる動名詞

動名詞は、in・at・for・about・withoutなどの前置詞の後ろにも置くことができます。

She is good at playing tennis.
彼女はテニスをするのが得意です。
Thank you for helping me.
私を手伝ってくれてありがとう。
He left without saying goodbye.
彼はさよならを言わずに立ち去りました。

ここで特に覚えておきたいのが、

前置詞 + 動詞のing形

という形です。
前置詞の後ろに動詞をそのまま置くことはできないため、動名詞にします。
たとえば、

✕ good at play
○ good at playing

となります。

動名詞の4つの使い方を整理

ここまでの4つをまとめると、次のようになります。

使い方日本語のイメージ例
主語〜することはSwimming is fun.
目的語〜することをI enjoy swimming.
補語〜することですMy hobby is swimming.
前置詞の目的語〜することに・〜することで などI am good at swimming.

すべて同じ swimming でも、文の中に置かれる場所によって役割が変わります。

「〜すること」と訳すだけでなく、文のどこで使われているのかを見ることがポイントです。

動名詞と現在分詞の違い

動名詞と現在分詞は、どちらも「動詞+ing」の形をしています。

しかし、文の中での働きが異なります。

動名詞 → 名詞の働き
現在分詞 → 進行形を作ったり、名詞を修飾したりする

I like swimming.
私は泳ぐことが好きです。
解説

「泳ぐこと」という動名詞です。

I am swimming now.
私は今、泳いでいます。
解説

「泳いでいる」という進行形を作っているため、現在分詞です。

✏️ 練習問題

問題1|次の動詞を動名詞にしましょう。

play → (   )

回答を見る

playing

基本的には、動詞の原形に-ingを付けて動名詞を作ります。

問題2|空欄に適切な形を入れましょう。

(   )books is fun.
Read / Reading

回答を見る

Reading

「本を読むこと」が文の主語になっているため、動名詞を使います。

問題3|空欄に適切な形を入れましょう。

I enjoy(   )tennis.
to play / playing

回答を見る

playing

playing tennisは、動詞enjoyの目的語として使われています。enjoyの後ろには動名詞を使います。

問題4|空欄に適切な形を入れましょう。

My hobby is(   )books.
read / reading

回答を見る

reading

reading booksは「本を読むこと」という意味で、主語My hobbyの内容を説明する補語になっています。

問題5|空欄に適切な形を入れましょう。

She is good at(   ).
cook / cooking

回答を見る

cooking

atは前置詞なので、その後ろに動詞を置く場合は動名詞の形にします。

問題6|次の英文を日本語に訳しましょう。

Playing soccer is fun.

回答を見る

サッカーをすることは楽しいです。

Playing soccerは「サッカーをすること」という意味で、文の主語として使われています。

📚️まとめ

動名詞は、「動詞+ing」の形で「〜すること」を表し、名詞のように使う表現です。
主な使い方は次の4つです。

・主語 → 「〜することは」
・目的語 → 「〜することを」
・補語 → 「〜することです」
・前置詞の目的語 → 「〜することに・〜することで」

などまずはこの4つの役割を理解することが、動名詞を使いこなす第一歩です。
動名詞にはこのほかにも、意味上の主語・否定・完了形・受動態などがあります。
また、「動名詞を取る動詞」と「不定詞を取る動詞」の違いも重要なので、基本を理解したら次の内容へ進みましょう。

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