未来表現とは?
英語では、未来の出来事を will や be going to などを使って表します。
また、予定の内容によっては現在進行形や現在形を使うこともあります。
代表的な未来表現には、次のようなものがあります。
| 表現 | 主な使い方 |
| will | 意志・その場での決定・予測 |
| be going to | 予定・意図・根拠のある予測 |
| 現在進行形 | 具体的に決まっている予定 |
| 現在形 | 時刻表・公式スケジュール |
| be about to | まさに~しようとしている |
| be to | 公式な予定・取り決めなど |
未来表現では、単に「未来だからwill」と考えるのではなく、どのような未来なのかによって表現を使い分けることが大切です。
willの使い方
will+動詞の原形で未来を表します。
《主語+will+動詞の原形》
willには、主に「その場での決定」「意志」「予測」などの使い方があります。
① その場で決めたこと
話しているその場で「~しよう」と決めた場合にwillを使います。
I’ll answer the phone.
私が電話に出ます。
電話が鳴ったのを聞いて、その場で「私が出よう」と決めたイメージです。
② 意志
「~するつもりだ」という話し手の意志を表すこともできます。
I will do my best.
私はベストを尽くします。
③ 未来の予測
未来について「~だろう」と予測するときにもwillを使います。
I think it will rain tomorrow.
明日は雨が降ると思います。
ここでは、話し手の考えや予想を表しています。
be going toの使い方
be going to+動詞の原形も未来を表す代表的な表現です。
《主語+be動詞+going to+動詞の原形》
主に、すでに決めている予定・意図や根拠のある予測に使います。
① すでに決めている予定・意図
話す前から「~するつもりだ」と決めている場合に使います。
I’m going to study English tonight.
私は今夜、英語を勉強するつもりです。
その場で決めたのではなく、すでに勉強するつもりだったことを表しています。
② 根拠のある予測
目の前の状況などから「~になりそうだ」と判断するときにも使います。
Look at those clouds. It’s going to rain.
あの雲を見て。雨が降りそうです。
空に黒い雲があるなど、予測するための具体的な根拠があるのがポイントです。
willとbe going toの違い
willとbe going toは、どちらも日本語では「~するつもり」「~だろう」などと訳されるため、違いが分かりにくい表現です。
基本的な違いを整理すると、次のようになります。
| will | be going to |
| その場で決めたこと | すでに決めている予定 |
| 話し手の意志 | 以前からの意図 |
| 未来についての予測 | 根拠のある予測 |
「その場で決めた」か「すでに決めていた」か
I’ll buy it.
それを買います。
I’m going to buy a new car.
私は新しい車を買うつもりです。
I’ll buy it. は、その場で「買おう」と決めた場合に使えます。
一方、
I’m going to buy a new car. は、すでに買うことを考えていた場合に使えます。
予測の違い
I think it will rain tomorrow.
明日は雨が降ると思います。
Look at those clouds. It’s going to rain.
あの雲を見て。雨が降りそうです。
willは話し手の予測、be going toは目の前の状況などを根拠にした予測、と考えると区別しやすくなります。
ただし、実際の英語ではwillとbe going toの使い分けが完全に分かれるわけではありません。
「will=その場」「be going to=予定」とだけ暗記するのではなく、まずはそれぞれが得意とする場面として理解しておきましょう。
現在進行形で表す未来
be動詞+動詞のing形で作る現在進行形は、未来の予定を表すこともできます。
《be動詞+動詞のing形》
特に、日時・場所・相手などが決まっている具体的な予定によく使われます。
I’m meeting Tom tomorrow.
私は明日トムに会う予定です。
We’re leaving for London next Monday.
私たちは次の月曜日にロンドンへ出発します。
単に「~するつもり」というだけでなく、すでに手配や約束が進んでいる予定を表すのに向いています。
be going toと現在進行形の違い
| be going to | 現在進行形 |
| 意図・計画 | より具体的に決まった予定 |
| I’m going to meet Tom. | I’m meeting Tom at 3 p.m. tomorrow. |
| トムに会うつもりです。 | 明日の午後3時にトムに会う予定です。 |
現在進行形のほうが、日時や約束などが具体的に決まっているニュアンスを出しやすくなります。
現在形で表す未来
現在形も、未来の出来事を表すことがあります。
主に、時刻表・営業時間・授業・公式スケジュールなど、個人の意思とは関係なく決まっている予定に使います。
The train leaves at seven tomorrow morning.
その電車は明日の朝7時に出発します。
The class starts at nine tomorrow.
授業は明日9時に始まります。
tomorrowのような未来を表す言葉があっても、決められたスケジュールであれば現在形を使えます。
be about to「まさに~しようとしている」
be about to+動詞の原形は、何かが今まさに起ころうとしていることを表します。
《主語+be動詞+about to+動詞の原形》
The movie is about to start.
映画がまさに始まろうとしています。
I was about to leave the house.
私はちょうど家を出ようとしていました。
be going toよりも、出来事が起こる直前というニュアンスが強い表現です。
be to構文で表す未来
be動詞+to+動詞の原形を使って、予定や取り決めを表すことがあります。
《be動詞+to+動詞の原形》
The president is to visit France next week.
大統領は来週フランスを訪問する予定です。
この用法は、ニュースや新聞などのやや改まった表現でよく使われます。
be to構文には予定以外にも「義務・可能・運命・意図」などの用法がありますが、未来表現としてはまず公式な予定・取り決めを押さえておけば十分です。
1. 電話が鳴りました。その場で「私が出ます」と言うとき、空欄に入る適切な語を答えましょう。
I( )answer the phone.
2. 以前から決めている予定について、空欄を埋めましょう。
I’m( )( )study English tonight.
3. 明日の午後3時にトムと会う約束が決まっています。適切な形にしましょう。
I( )Tom at 3 p.m. tomorrow.[meet]
4. 電車の時刻表について、適切な形にしましょう。
The train( )at seven tomorrow morning.[leave]
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1. will
その場で「私が出よう」と決めているため、willを使います。
2. going to
すでに決めている予定なので、be going toを使います。
3. am meeting
日時まで具体的に決まっている予定なので、現在進行形を使えます。
4. leaves
時刻表など、あらかじめ決められたスケジュールには現在形を使います。
📚️まとめ
英語には、未来を表すさまざまな方法があります。
・will:その場での決定・意志・予測
・be going to:すでに決めている予定・意図・根拠のある予測
・現在進行形:具体的に決まっている予定
・現在形:時刻表などの決められたスケジュール
・be about to:まさに~しようとしている
・be to:公式な予定・取り決め
特に大切なのは、willとbe going toを「どちらも未来」とだけ覚えないことです。
未来の予定がどの程度決まっているのか、どのような根拠があるのかを意識しながら、それぞれの未来表現を使い分けていきましょう。


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