動名詞は「動詞+ing」の形で、「〜すること」を表します。
英語では、enjoy・finish・practiceなど、後ろに動名詞をとる動詞があります。
また、be good at ~ing・look forward to ~ingのように、前置詞の後ろに動名詞を置く重要表現もよく使われます。
この記事では、動名詞と一緒に覚えておきたい代表的な動詞と重要表現を、例文付きでわかりやすく解説します。
動名詞を目的語にとる代表的な動詞
まずは、よく使われるものから覚えていきましょう。
| 動詞 | 意味 |
| enjoy ~ing | ~することを楽しむ |
| finish ~ing | ~し終える |
| stop ~ing | ~するのをやめる |
| practice ~ing | ~する練習をする |
| avoid ~ing | ~することを避ける |
| mind ~ing | ~することを気にする |
| consider ~ing | ~することを検討する |
| give up ~ing | ~することを諦める |
それぞれ例文で確認します。
enjoy ~ing「~することを楽しむ」
enjoy + 動名詞
=「~することを楽しむ」
enjoyは動名詞をとる代表的な動詞なので、最初に覚えておきましょう。
finish ~ing「~し終える」
finish ~ing
=「~し終える」
「何を終えたのか」を動名詞で表しています。
stop ~ing「~するのをやめる」
stop ~ing
=「~するのをやめる」
stopは、後ろに動名詞を置く場合とto不定詞を置く場合で意味が変わる重要な動詞です。
・stop doing=「~するのをやめる」
・stop to do=「~するために立ち止まる・手を止める」
詳しい違いは「動名詞と不定詞の違い」で解説します。
practice ~ing「~する練習をする」
practice ~ing
=「~する練習をする」
英語学習でも非常によく使われる表現です。
avoid ~ing「~することを避ける」
avoid ~ing
=「~することを避ける」
avoidの後ろにも、基本的にto不定詞ではなく動名詞を置きます。
mind ~ing「~することを気にする」
mind ~ing
=「~することを気にする」
特に疑問文でよく使われます。
直訳すると「あなたは窓を開けることを気にしますか」となりますが、実際には相手に丁寧にお願いするときにも使われます。
consider ~ing「~することを検討する」
consider ~ing
=「~することを検討する」
considerの後ろに「何を検討しているのか」を動名詞で置いています。
give up ~ing「~することを諦める」
give up ~ing
=「~することを諦める」
give upのupは前置詞ではありませんが、give upの後ろに動作を続ける場合は動名詞を使います。
前置詞+動名詞の重要表現
ここまで紹介したenjoyやfinishなどは、動詞が目的語として動名詞をとる表現です。
一方、次のように前置詞の後ろに動名詞を置く表現もあります。
・be good at ~ing
・be interested in ~ing
・look forward to ~ing
・How about ~ing?
・Thank you for ~ing
前置詞の後ろに動詞を置く場合は、基本的に**動名詞(~ing)**にします。
be good at ~ing「~するのが得意である」
be good at ~ing
=「~するのが得意である」
atは前置詞なので、その後ろにはplayingを置きます。
be interested in ~ing「~することに興味がある」
be interested in ~ing
=「~することに興味がある」
inが前置詞なので、その後ろに動詞を置く場合は動名詞にします。
look forward to ~ing「~することを楽しみにする」
look forward to ~ing
=「~することを楽しみにする」
toの後ろなのに動名詞?
ここは特に間違えやすいポイントです。
look forward toのtoはto不定詞のtoではなく、前置詞です。
そのため、
× look forward to see youではなく、
○ look forward to seeing youとなります。
「toの後ろは必ず動詞の原形」と覚えてしまわないように注意しましょう。
How about ~ing?「~するのはどうですか」
How about ~ing?
=「~するのはどうですか」
aboutが前置詞なので、その後ろには動名詞を使います。
Thank you for ~ing「~してくれてありがとう」
Thank you for ~ing
=「~してくれてありがとう」
forが前置詞なので、その後ろにはhelpではなくhelpingを使います。
問題1|空欄に適切な形を入れましょう。
I enjoy( )books.
to read / reading
回答を見る
reading
enjoyの後ろには、to不定詞ではなく動名詞を使います。
問題2|空欄に適切な形を入れましょう。
She finished( )her homework.
to do / doing
回答を見る
doing
finish+~ingで「~し終える」という意味になります。
問題3|空欄に適切な形を入れましょう。
He is good at( )the piano.
play / playing
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playing
atは前置詞なので、その後ろに動詞を置く場合は動名詞にします。
問題4|空欄に適切な形を入れましょう。
I look forward to( )you again.
see / seeing
回答を見る
seeing
look forward toのtoはto不定詞のtoではなく前置詞なので、後ろには動名詞を使います。
問題5|次の英文を日本語に訳しましょう。
Thank you for helping me.
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私を手伝ってくれてありがとう。
Thank you for ~ingで「~してくれてありがとう」という意味を表します。forは前置詞なので、その後ろには動名詞を使います。
問題6|正しい英文を選びましょう。
「私はタバコを吸うのをやめました。」という意味になるのはどちらでしょう。
He stopped to smoke.
He stopped smoking.
回答を見る
He stopped smoking.
stop ~ingは「~するのをやめる」という意味です。stop to doは「~するために立ち止まる・手を止める」という意味になるため、意味が異なります。
📚️まとめ
動名詞を使う代表的な表現には、動詞の後ろに動名詞を目的語として置くものと、前置詞の後ろに動名詞を置くものがあります。
特に覚えておきたいのは次の表現です。
・enjoy ~ing → ~することを楽しむ
・finish ~ing → ~し終える
・stop ~ing → ~するのをやめる
・practice ~ing → ~する練習をする
・give up ~ing → ~することを諦める
・be good at ~ing → ~するのが得意である
・look forward to ~ing → ~することを楽しみにする
・How about ~ing? → ~するのはどうですか
動詞の後ろに必ず動名詞を使うとは限らないため、「この動詞の後ろには~ing」と表現ごとに覚えることがポイントです。
また、stopのように、動名詞とto不定詞のどちらを使うかによって意味が変わる動詞もあります。


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