may・might|意味と使い方・違いをゼロからわかりやすく解説

may・mightの基本

may と might は、主に「〜かもしれない」という可能性・推量を表す助動詞です。

《主語 + may / might + 動詞の原形》

助動詞主な意味
may〜かもしれない、〜してもよい
might〜かもしれない

助動詞なので、may・mightの後ろには動詞の原形を置きます

It may rain tomorrow.

明日は雨が降るかもしれません。

She might come later.

彼女はあとで来るかもしれません。

主語がhe・she・itでも、may・mightの形は変わりません。

また、後ろの動詞にも三単現の s は付きません。

✕ She may comes.
○ She may come.

mayの使い方①「〜かもしれない」

mayの代表的な使い方は、**可能性・推量を表す「〜かもしれない」**です。

まだ確定していないことについて、「そうなる可能性がある」と考えるときに使います。

《may + 動詞の原形》

It may rain this afternoon.

今日の午後は雨が降るかもしれません。

She may know the answer.

彼女はその答えを知っているかもしれません。

Tom may be busy today.

トムは今日忙しいかもしれません。

mayは、現在のことにも未来のことにも使えます。

たとえば She may know the answer. は現在についての推量、It may rain this afternoon. は未来についての推量です。

mayの否定文

「〜ではないかもしれない」「〜しないかもしれない」と表す場合は、mayの後ろに not を置きます。

《主語 + may not + 動詞の原形》

He may not come today.

彼は今日来ないかもしれません。

She may not know about it.

彼女はそのことを知らないかもしれません。

ここでのmay notは、「〜してはいけない」ではなく、**「〜しないかもしれない」**という推量を表しています。

ただし、may notは文脈によって「〜してはいけない」という不許可を表す場合もあるので注意しましょう。

mayの使い方②「〜してもよい」

mayには、**許可を表す「〜してもよい」**という使い方もあります。

You may use this room.

この部屋を使っても構いません。

You may leave now.

もう帰っても構いません。

許可を表すmayは、canよりもやや改まった表現です。

日常会話ではcanがよく使われますが、規則・案内・フォーマルな場面などではmayが使われることがあります。

May I ~ ?「〜してもよいですか」

Mayを使って、「〜してもよいですか?」「〜してもよろしいですか?」と相手に丁寧に許可を求める事ができます。

《May I + 動詞の原形 ~ ?》

May I use your phone?

あなたの電話を使ってもよろしいですか?

May I ~ ? は、Can I ~ ? よりも丁寧で改まった表現です。

Can IとMay Iの違い

Can I ~ ? と May I ~ ? は、どちらも相手に許可を求めるときに使えます。

主な違いは丁寧さと場面です。

表現意味ニュアンス
Can I ~ ?〜してもいいですか?日常的・一般的
May I ~ ?〜してもよろしいですか?より丁寧・フォーマル

Can I sit here?

ここに座ってもいいですか?

May I sit here?

ここに座ってもよろしいですか?

日常会話では Can I ~ ? のほうが自然な場面も多くあります。

一方、相手により丁寧に尋ねたい場合や改まった場面では May I ~ ? が使えます。

may notの2つの意味

may notには、文脈によって大きく2つの意味があります。

意味日本語
推量〜しないかもしれない
不許可〜してはいけない

He may not come today.

彼は今日来ないかもしれません。

解説

「来ない可能性がある」という推量です。「来ない可能性がある」という推量です。

You may not enter this room.

この部屋に入ってはいけません。

解説

「入ることを許可しない」という不許可です。

同じmay notでも意味が変わるので、文全体の内容から判断しましょう。

mightとは?

mightも、主に**「〜かもしれない」**という可能性・推量を表す助動詞です。

もともとはmayの過去形ですが、現在や未来の可能性についても使われます

そのため、might=過去だけ と覚えないようにしましょう。

It might rain tonight.

今夜は雨が降るかもしれません。

She might be at home.

彼女は家にいるかもしれません。

どちらも現在または未来についての推量なので、mightが必ず過去を表すわけではないことが分かります。

mightの使い方「〜かもしれない」

mightは、確実ではないことについて**「〜かもしれない」**と推量するときに使います。

《might + 動詞の原形》

He might come to the party.

彼はパーティーに来るかもしれません。

This might be difficult.

これは難しいかもしれません。

mayと同じように、mightの後ろにも動詞の原形を置きます。

mayとmightの違い

mayとmightは、どちらも「〜かもしれない」という推量を表すことができます。

一般的には、mightのほうがより控えめで、可能性が低いように感じられることがあります。

表現意味ニュアンス
may〜かもしれない可能性がある
might〜かもしれないmayより控えめな推量になることがある

It may rain tomorrow.

明日は雨が降るかもしれません。

It might rain tomorrow.

明日は雨が降るかもしれません。

日本語訳はほとんど同じになります。

ただし、may=可能性が高い、might=可能性が低いと数字のようにはっきり区別できるわけではありません。

mightは、話し手が少し自信を抑えて伝えたいときにも使われます。

mightの否定文

mightの否定形は、might notです。
〜しないかもしれない」という意味になります。

《主語 + might not + 動詞の原形》

She might not come today.

彼女は今日来ないかもしれません。

We might not have enough time.

私たちには十分な時間がないかもしれません。

may・mightの疑問文は使える?

文法上は、mayやmightを文頭に置いた疑問文を作ることができます。

ただし、推量の意味で「〜かもしれませんか?」と直接尋ねる形は、日常会話ではあまり一般的ではありません。

一方、先ほど学んだ May I ~ ? は許可を求める定番表現なので、しっかり覚えておきましょう。

May I come in?

入ってもよろしいですか?

助動詞だからといって、canとまったく同じ感覚ですべて疑問文にすればよいわけではありません。

may・mightとbe動詞を使う場合

may・mightの後ろにbe動詞を置く場合は、beを使います。

《may / might + be》

am・is・areには変化させません。

He might be busy.

彼は忙しいかもしれません。

助動詞の後ろでは、be動詞も原形の be になります。

may・mightの使い分け

最後に、may・mightの主な使い方を整理しましょう。

用法maymight
可能性・推量〜かもしれない〜かもしれない
控えめな推量
許可を与える〜してもよい基本的には使わない
許可を求めるMay I ~ ?基本的には使わない
否定may notmight not

特に大切なのは、mayとmightはどちらも現在・未来の推量に使えるということです。

mightを「mayの過去形」とだけ覚えると、現在の可能性を表す使い方が分かりにくくなります。

✏️ 練習問題

may・mightの使い方を確認しましょう。

問題1
次の日本語を英語にしてください。
明日は雨が降るかもしれません。

問題2
次の日本語を英語にしてください。
彼女は家にいるかもしれません。

問題3
次の文を否定文にしてください。
He may come today.

問題4
空欄に適切な語を入れてください。
She may(   )busy.
彼女は忙しいかもしれません。

問題5
丁寧に許可を求める文になるように、空欄に適切な語を入れてください。
(   )I come in?

問題6
次の英文を日本語にしてください。
We might need more time.

問題7
次の英文の間違いを直してください。
Tom may comes tomorrow.

問題8
次の英文のmay notが「推量」と「不許可」のどちらを表しているか答えてください。
You may not enter this room.

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問題1
It may rain tomorrow.
mayの後ろには動詞の原形rainを置きます。

問題2
She might be at home.
mightの後ろのbe動詞は原形beにします。

問題3
He may not come today.
mayの後ろにnotを置いて否定文を作ります。

問題4
be
She may be busy.
助動詞mayの後ろにはbe動詞の原形beを使います。

問題5
May
May I come in?
「入ってもよろしいですか?」という丁寧な許可の表現です。

問題6
私たちはもっと時間が必要かもしれません。
このmightは可能性・推量を表しています。

問題7
Tom may come tomorrow.
mayの後ろには動詞の原形comeを置きます。

問題8
不許可
「この部屋に入ってはいけません」という意味です。

📚️まとめ

may・mightの重要なポイントは次のとおりです。

・mayは「〜かもしれない」という可能性・推量を表す
・mightも「〜かもしれない」という推量を表す
・mightはmayより控えめな推量になることがある
・mayには「〜してもよい」という許可の意味もある
・May I ~ ? は「〜してもよろしいですか?」という丁寧な許可の表現
・may・mightの後ろには動詞の原形を置く
・may notは「〜しないかもしれない」と「〜してはいけない」の両方の意味を持つ
・mightは必ずしも過去を表すわけではない

まずは、**may・might=「〜かもしれない」**を基本として覚え、mayの許可表現や両者のニュアンスの違いへ広げていきましょう。

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