進行形とは|現在進行形・過去進行形・未来進行形をゼロからわかりやすく解説

進行形とは?

進行形は、ある時点で動作が進行していることを表す表現です。

進行形は、基本的に《be動詞+動詞のing形》で作ります。

be動詞の形を変えることで、現在・過去・未来のそれぞれで進行中の動作を表せます。

種類基本形意味
現在進行形am・is・are+ing今~している
過去進行形was・were+ing~していた
未来進行形will be+ing~しているだろう

I am studying English now.

私は今、英語を勉強しています。

I was studying English at eight last night.

私は昨夜8時に英語を勉強していました。

I will be studying English at eight tomorrow.

私は明日の8時には英語を勉強しているでしょう。

3つの文は、どれも「勉強する」という動作がある時点で進行中であることを表しています。

動詞のing形の作り方

進行形では、一般動詞をing形に変えます。

動詞の形ing形の作り方原形 → ing形
基本
そのまま ing を
付ける
play → playing
study → studying
eで終わる
eを取って
+ing
make → making
write → writing
ieで終わる
ieをyに変えて
+ing
lie → lying
die → dying
短母音+子音字
で終わる
最後の子音字を
重ねて+ing
run → running
swim → swimming

現在進行形

現在進行形は、主に、今まさに行われている動作を表します。

《am・is・are+動詞のing形》

She is reading a book now.

彼女は今、本を読んでいます。

They are playing soccer.

彼らはサッカーをしています。

現在進行形では、
・now(今)
・right now(今まさに)
・at the moment(現在)

などがよく使われます。

現在形が「普段していること」に対して、「今していること」なら現在進行形、と考えると違いをつかみやすくなります。

過去進行形

過去進行形は、過去のある時点で、動作の途中だったことを表します。

《was・were+動詞のing形》

I was studying at eight last night.

私は昨夜8時に勉強していました。

They were playing soccer when I saw them.

私が彼らを見たとき、彼らはサッカーをしていました。

過去形が「起こった出来事」を表すのに対して、過去進行形はその時点で動作が進行中だったことに注目します。

未来進行形

未来進行形は、未来のある時点で、動作が進行しているだろうことを表します。

《will be+動詞のing形》

I will be studying at eight tomorrow.

私は明日の8時には勉強しているでしょう。

This time tomorrow, we will be flying to London.

明日の今ごろ、私たちはロンドンへ向かう飛行機に乗っているでしょう。

未来進行形では、「未来のその時間には~している途中だろう」というイメージを持つと分かりやすくなります。

一時的な状態を表す進行形

進行形は「今この瞬間」だけでなく、ある期間だけ続いている一時的な状況を表すこともできます。

I’m staying with my friend this week.

私は今週、友人の家に滞在しています。

She is working in Tokyo this month.

彼女は今月、東京で働いています。

この場合、話している瞬間に実際に「滞在する」「働く」という動作をしている必要はありません。

・一定期間だけ続いている
・一時的な状況である


ことがポイントです。

変化の途中を表す進行形

進行形は、物事が少しずつ変化していることを表す場合にも使われます。

よく使われる動詞には、
・get
・become
・change
・grow
・improve

などがあります。

It is getting colder.

だんだん寒くなっています。

Your English is improving.

あなたの英語は上達しています。

「ある状態から別の状態へ変化している途中」と考えると理解しやすいでしょう。

状態動詞は基本的に進行形にしない

know・like・wantなど、動作ではなく状態を表す動詞は基本的に進行形にしません

代表的な状態動詞には次のようなものがあります。

動詞意味
know知っている
like好きである
love愛している
want欲しい
need必要とする
understand理解している
believe信じている
belong所属している

✕ I am knowing him.
○ I know him.


knowは「知っている」という状態を表すため、基本的に進行形にはしません。

ただし、同じ動詞でも意味が変わると進行形にできることがあります

たとえばthinkは「~と思う」という状態的な意味では現在形を使いますが、「~について考えている」という動作なら進行形を使えます。

I think he is right.

私は彼が正しいと思います。

I’m thinking about my future.

私は自分の将来について考えています。

「この動詞は絶対に進行形にできない」と丸暗記するより、その文で動作を表しているのか、状態を表しているのかを見ることが大切です。

always+進行形で繰り返しへの不満を表す

進行形に always を組み合わせると、繰り返される行動に対する話し手の不満や驚きなどを表すことがあります。

He is always losing his keys.

彼はいつも鍵をなくしてばかりいます。

She is always complaining.

彼女はいつも文句ばかり言っています。

通常の現在形でも習慣を表せますが、

He always loses his keys.
彼はいつも鍵をなくします。


よりも、

He is always losing his keys.

のほうが、「またなくしている」「いつもそうだ」という話し手の感情が表れやすくなります。

進行形の使い方を整理しよう

進行形は単純に「~している」と覚えるだけでは十分ではありません。

使い方
今進行している動作I am studying now.
過去のある時点で進行中I was studying at eight.
未来のある時点で進行中I will be studying at eight.
一時的な状況I’m staying in Tokyo this week.
変化の途中It is getting colder.
繰り返しへの不満He is always losing his keys.

中心にあるのは、ある時点・期間の途中にあるというイメージです。

このイメージを持っておくと、それぞれの用法を別々に丸暗記する必要がなくなります。

✏️ 練習問題

空欄に適切な形を入れましょう。

1.She(   )(   )English now.[study]

2.I(   )(   )TV at eight last night.[watch]

3.This time tomorrow, we(   )(   )(   )to London.[fly]

4.次の英文の間違いを直しましょう。
I am knowing the answer.

5.「だんだん暖かくなっています。」を英語にしましょう。
It(   )(   )warmer.

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1.is studying
nowがあり、今進行している動作なので現在進行形を使います。

2.was watching
昨夜8時という過去の時点で進行中だったため、過去進行形を使います。

3.will be flying
明日の今ごろ進行している動作なので、未来進行形を使います。

4.I know the answer.
knowは「知っている」という状態を表すため、基本的に進行形にはしません。

5.is getting
状態が少しずつ変化している途中なので、進行形を使います。

📚️まとめ

進行形について、特に重要なポイントは次のとおりです。

・進行形は基本的に「be動詞+動詞のing形」で作る
・現在進行形は、現在進行している動作を表す
・過去進行形は、過去のある時点で進行していた動作を表す
・未来進行形は、未来のある時点で進行している動作を表す
・一時的な状況や変化の途中にも進行形を使える
・know・likeなどの状態動詞は基本的に進行形にしない
・always+進行形で、繰り返される行動への不満などを表すことがある

進行形は、単に「~している」と訳すのではなく、**「ある時点・期間の途中にある」**というイメージで理解すると使い分けやすくなります。
現在形や過去形との違いも比べながら、それぞれの時制を使い分けられるようにしていきましょう。

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